ブラタモリ・天城越えと険しい山誕生の理由は?

2018年5月12日のブラタモリは、タモリがリンダアナこと林田理沙アナウンサーと伊豆を訪れます。

今回のブラタモリでは「天城越え」に注目し、険しい山々が誕生した理由にもせまります。

石川さゆりの歌でも有名な「天城越え」は、現在では伊豆の南北を結ぶ人気のドライブルートです。

トンネルができる以前の「天城越え」ははるか昔から伊豆を歩く旅人たちを悩ましてきた、とんでもない交通の難所だったといわれています。




温泉街・湯ヶ島をスタートし、浄連の滝を経て、標高700mあたりにある天城峠を越えて、太平洋側の河津へ抜けるルートのことをさしますが、

なぜそこまでして人々は天城を越えたかったのでしょうか――。

今回、5月12日と19日の2週にわたり、タモリが名曲『天城越え』の歌詞を読み解きつつ、人生初の“天城越え”に挑みます。

情念の歌の内容からは程遠い タモリとリンダアナですが、地勢だけでなく女の情念も読み解くのでしょうか。



“天城越え”を困難にしている最大の理由は、伊豆半島の真ん中を横切るようにそびえている、標高1000m級の山が連なる天城連山です。

この険しい山々が誕生した理由は、湯ヶ島の温泉宿の“名物風呂”で判明するとか。

さらに、タモリは伊豆随一の観光名所「浄連の滝」へ。

落差25mの滝ではなく、すぐそばの岩盤を見て、意外な事実を発見し……。


天城連山の起源


伊豆半島最高峰の万三郎岳(ばんざぶろうだけ 1,406m[1][2])、万二郎岳(ばんじろうだけ 1,299m)、遠笠山(とおがさやま 1,197m)等の山々から構成されます。

天城山は第四紀の成層火山で80万〜20万年前の噴火で形成されました。

火山活動を終えたあと浸食が進み現在の形になりました。

タモリとリンダアナは湯ヶ島で天城山の誕生の秘密を知ることになります。

温泉の地 湯ヶ島は江戸時代は「天城越えの宿場町」として栄えました。

明治以降は人気温泉街として文豪達が湯治をしながら隠れ宿で執筆しました。

湯ヶ島には天城山が生まれた秘密がわかる隠れ宿があります。


伊豆天城湯ヶ島温泉 白壁荘の玄関に入ると天城越えの歌詞が展示してありました。

「1985年に先生たちが東京から来られまして

作詞の先生と作曲の先生がいらして

滞在しながらつくりあげましたた」と女将が説明しました。

直筆の原本には吉岡というサインがありました。



天城山誕生の秘密がわかる名物とは

1988年に白壁荘の建物を改装した時に

でてきました。

現在では巨大な石のお風呂になっています。

全長5.4m重さが53tもあります。

この大きな石が天城山誕生の秘密を解き浮かす鍵です。


この石がでて来たとき、先代がを風呂にしようと考えました

タモリがこの巨石をハンマーでたたくと硬質な音がしました。

天城山の溶岩の塊である安山岩でした。

60万年前に誕生した溶岩の塊です。

形がゴロッとしていて石に丸みがある巨石です。


湯ヶ島温泉の地形を上から見ると

平べったく開けています。

石が丸いことを考え合わせるとここは土砂が流入してきた場所だったようです。


白壁荘の巨石は川の石が運んできた巨石だったのです。


天城山の斜面があまりにも急なため激しくくだる水の力に押し流されて

崩れ落ちた巨石はごろごろところがり

ここ湯ヶ島にたどり着いたのです



天城山で生まれたこの巨石が湯ヶ島にあることは

天城山がいかに険しい山なのかを物語っています


この巨大な石が転がってくるほど険しくて巨大な火山の天城山なのです。



天城山が大きくなったもう一つの秘密とは 

川の近くの女湯へ入ってみました。

壁一面にむき出しになった岩がありました。

天城山の土台の岩です。

ハンマーでたたくと硬くありません。

鈍い音です

この岩は凝灰岩でした。

火山灰が水中に堆積して固まった岩です。

ということはこのあたり湯ヶ島は海底の火山の地層なのです

伊豆半島の半分中央から南側は海底火山の地層で形成されています。

天城山は海底火山の上に新たに陸上火山が噴火したという独特の地形になっているのです。



なぜそうなるのかは一生懸命タモリがリンダアナにプレート理論を説明していました。

伊豆半島は本州とは違うプレートであるフィリッピン海プレートなのです。

伊豆半島は本来、2000万年前には800km先の海底火山でした

噴火を繰り返し陸地を形成しながら本州に接近し、100万年前に

プレートは沈み込みながら本州に衝突しました。

衝突の影響で海底火山は一気に隆起しました。


隆起した火山の噴火によるかさ上げで天城山は1400m以上の高さの険しい山に成長しました。

この宿は火山岩と火山を下支えしている海底岩の両方が見られるのです。

天城山は凝灰岩の地層の上に火山の上に火山を形成してきたできた山なのです。

石川さゆりの天城越え


男にまといついている匂いから浮気を知った女が

男を殺したいほどの情念に焼かれるものの

宿で抱かれてしまいます。

天城の山々を燃やす赤い夕陽と心に燃え盛る情念をいだいて

超えていく天城峠。

凄い情念の歌ですね。


隠しきれない 移り香が
いつしかあなたに しみついた
誰かに盗られる くらいなら
あなたを殺していいですか
寝乱れて 隠れ宿
九十九折り 浄蓮の滝

舞い上がり 揺れ落ちる肩のむこうに
あなた・・・山がもえる
何があっても もういいの
くらくら燃える 火をくぐり
あなたと超えたい 天城超え

石川さゆりがうたう天城ごえとは


石川さゆりが歌う天城越えは、静岡県伊豆市と賀茂郡河津町の境にある天城峠を超えていく歌です。

この天城峠は古来あった峠ではなく、1904年(明治37年)に完成した天城トンネルによってできた峠です。

トンネルの標高は710メートル (m) 前後で、直上の山稜の標高は830 mほどです。

天城峠は伊豆半島の内陸と南部を結ぶ重要な峠であり、このトンネルのできる前の天城越えは下田街道の難所でした。

天城トンネルができる前には二本杉峠が使われ、それより前は古峠が天城越えの峠として使われてきました。

天城峠の天城トンネルは川端康成の小説、伊豆の踊子の舞台となっています。

昭和時代には自動車社会に適合した国道414号の新天城トンネルも完成しました。

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