ガズレーザーの最新書評は?お願いランキング2017年3月16日

2017年3月16日のお願いランキングは、年間200冊を読破するカズレーザーのおすすめ本の紹介です。
カズレーザーが今話題の本を面白い順にランク付けしました。
今回の紹介本は以下の5冊です。
・天使は奇跡を   七月隆文
・ど根性ガエルの娘 大月悠祐子
・しんせかい 芥川賞受賞    山下澄人
・〆切本      文芸春秋社
・蜜蜂と遠雷 直木賞受賞    恩田睦

1位 蜜蜂と遠雷 直木賞受賞    恩田睦
恩田睦はベストセラー足下で代表作は「夜のピクニック」2005年本屋大賞受賞作品です。
「蜜蜂と遠雷」は発行部数30万部を突破しました。
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蜜蜂と遠雷 [ 恩田陸 ]
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★GOODなところ
カズレーザーが感激したのは文章でおんがくを表現できているところです。
圧倒的な臨場感とキャラ立ちした登場人物が
主人公は人生の岐路に立たされた4人のピアニスト
才能がぶつかり合うピアノコンクールは誰が優勝するのか最後までわからないのも魅力の一つです。
カズレーザーは明石という天才ではない登場人物に親近感を抱いたそうです。
読者の思う視点が描かれている。
2位 天使は奇跡を希う   七月隆文  680円
発行部数11万5000部を突破したライトノベルです。
主人公の高校生の男の子
転校してきたヒロインは天使で背中から大きな翼をのばしています
主人公にだけヒロインの翼が見えます
正真正銘の天使なのです
物語の序盤はヒロインを天国に帰すことでベタ甘の青春群像劇です。
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天使は奇跡を希う [ 七月隆文 ]
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★GOODなところ
物語を一転させる天使のせつない秘密があって、それを出してくるタイミング最高なのです。
予想を裏切るストーリー展開がポイントです。
★BADなところ
表紙にキャラクターが描いてあるのが嫌いなカズレーザーです。
表紙にイラストがあると文章を読んで想像するキャラクター像を楽しめない。
イラストを描くなら内容に沿った可愛くないぶぶんもイラストにしてほしい。
ライトノベルが嫌いなのはこれだというカズレーザーでした。
3位  ど根性ガエルの娘 大月悠祐子 648円
吉沢やすみ 父親は「ど根性ガエル」の作者
今年1月最新話がネット公開したら大反響でサーバーがダウン
急きょ書籍化が決定した話題のコミック
ど根性カエルの続編ではなく
大ヒット漫画でひと財産を築いた父親は連載終了後大スランプ
ギャンブル妻と子供を捨て失踪
荒れていく人気漫画家の父親の様
実の娘が赤裸々に描いた家族の再生

★GOODなところ
財を成した人の転落劇は興味が湧く
第1巻 大転落から家族の再生
娘が抱えている闇が深い
娘と母親との確執の方が面白い
これだけで成立しているけど聞いたことがある話
娘の闇を描いた第2巻は読みごたえ抜群
★BADなところ
個人的には絵柄のほのぼのタッチが好きでない
COBRA分の画風が好きなカズレーザーでした
4位 しんせかい 芥川賞受賞    山下澄人 1728円
過去3回の芥川賞候補作に選ばれています
演劇養成所の著者の実体験をもとに
倉本聰が主宰していた富良野塾
脚本家の倉本聰が開設
脚本家や役者を育成する養成所
芝居に対する取り組み方が結構変わっている
谷という演劇養成所が舞台 ず~と玉ねぎ運んでいる
主人公は玉ねぎ植えの練習を始めた
馬にははほとんど毎日乗っていた
毎日丸太小屋を作る作業
独特の世界観が魅力で独特のリズムが良い。
独特の世界観に出会ったというカズレーザーです。
芥川賞作家に物言いしたカズレーザー
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しんせかい [ 山下 澄人 ]
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★BADなところ 登場人物や内容が奥深すぎる
谷で芝居を学ぶのだけど
ほとんど芝居を教えてもらえず農作業ばかりしていることに
疑問を持たない
達観した人間なのかなと思ってたら
地元の成人式で「収容所の人間か」っていじられて
ケンカごしになる
登場人物の描写に考えさせられる
★GOODなところ
娯楽性より芸術性を表現した純文学作品好きには最高の1冊
5位 〆切本      文芸春秋社  2484円
日本を代表する90姪の有名作家の〆切にまつわる実話を集めた話題作です。
例えば内田百聞は夏目漱石を師匠に持ち芥川龍之介と親交が深かった文豪ですが。
彼が〆切に追われていた年末のある日
出版社に行って「是非お金がいるのです」原稿料先にくださいと頼みました。
編集者から金前借して帰ってきました。
ところが書けないのです。
電気屋の亭主がすぐにストーブを持って取り付けてくれました。
「自分の文章をひさいでお金を儲けるとは
なんという浅ましい料簡だろう」
と自分の作家人生を否定する内田百聞でした。
他にも〆切を伸ばすための言い訳や〆切までの過ごし方の逸話が満載です。
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〆切本 [ 左右社 ]
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★BADなところ
有名作家の体験談を集めただけだから読み応えがあるのはここの作品なのです。
集めたことで何かを伝えてほしい。
全集は評価しずらい。
編集者の〆切話も入れてほしかった。